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2024.05.26

虫歯治療はどのようにやるのですか?

今日は虫歯治療についてのコラムです。

虫歯があると歯に穴が空きます。そこの治し方ってみなさん治療を受けている時は見えないのでわかりづらいと思います。どんなふうに治して、どんな事を気をつけているのか書いてみますね。

 

 

1 麻酔

 

まずは痛くないようにしっかりと表面麻酔を塗って時間を置きます。その後麻酔をします。表面麻酔が十分に効いているので、いつ打ったかわからないという方もいます。麻酔の後は十分効いてくるまで時間を置きます。


その間は席の脇に癒し動画が流れているのでそれをご覧ください。

 

2 虫歯の除去

 

しっかりと麻酔が効いていることを確認したのちに虫歯を除去していきます。
タービンという器具を用いて虫歯の部分をとっていきます。
その際に虫歯の染め出し液を使います。



これは虫歯に色がつくもので、そこのみを完全に色がなくなるまで削ります。そのように選択的に削ることで健康な歯を残すことができます。

 

3 虫歯が歯髄に達するほど大きかったら


虫歯の大きさによって歯髄(神経)に達するほど大きい場合があります。
その場合は
直接覆髄法・・・虫歯を取り切ったら歯髄に穴があくほど大きかった場合。その穴にセラカルという内側から歯を形成を促す薬剤を置きます。1ヶ月経過をみて問題なかったら被せ物に入ります。保険適応です。

歯髄温存療法・・・過去ブログをご覧ください。
歯髄は自ら虫歯から守っています。歯髄温存療法

のいずれかを行います。当院では保険でも自費でもラバーダムという器具を用いて歯髄への感染がないようにこだわっています。

 

4 詰め物 or  被せ物


虫歯の大きさによりその後の処置が変わります。
小さい穴の場合CRという歯と同じ色の材料で詰めます。歯に歯科用の接着材を塗った後に、CRを光照射して固めます。その後は綺麗に磨きます。保険適応です。1本1000円〜2000円くらいです。


虫歯の穴が大きい場合は強度の観点から、被せ物を用います。
部分的な被せ物はインレーといいます。
全体的な被せ物はクラウンといいます。
保険と自費様々な種類ありますのでじっくりと歯科医や衛生士さんにご相談ください。
これも過去ブログをご参照ください。

白か銀? 保険の被せ物にはどんな種類がある?

保険外の被せ物の種類について


いかがでしたでしょうか?一口に虫歯治療といっても、大きさや状態によって様々な選択肢があります。治療の中で説明しながら患者さんに選んでもらいながらすすめていくのでご安心ください。また、不明点は遠慮なさらずにどの段階でも聞いてください。

 

 

痛みのない快適な治療とおもてなしの時間を目指しています。

虫歯や歯周病にならないような予防に力を入れています。また、お口の衰えから全身の不調につながらないように口腔機能の管理や訓練も日々行っております。

各種保険診療の他にもセレック、セラミック、インプラント、ホワイトニング、歯周組織再生療法等もおこなっております。

詳しくはお問合せページもしくは電話にてお問合せ下さい。
025-222-6480

新潟市中央区上大川前通り6番町1195-1
アサオ歯科医院

https://www.asaoshika.com/

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