おはようございます。毎日寒いですね~新潟の冬って感じです。
雪が少ないので去年よりは楽ですね。
今日は大事な定期健診について書きます。
痛くなったらいけばいいと思っていた。よく聞く言葉です。その気持ちもわかりますが、できれば悪くなる前に発見したいですね
虫歯は痛みなどの症状がなくある程度進行するので、症状が出たころには、かなりの大きさになっていることもよくあります。
ズキズキと痛みが出ていると中の神経(歯髄)を取らなくてはいけないこともあります。
歯髄をとってしまうと、歯には大きなダメージとなるので生きている歯に比べ歯が割れるリスクも高まります。
一度失った歯は生えてはきません。
仮にそこにインプラントをするにしても40万以上かかってしまいます。
また、歯周病も同じです。歯周病とは、歯の周りについたプラーク(歯垢)や歯石が歯の周りの骨を溶かす病気です。
歯周病も症状がなく進行します。歯が揺れてきますが、それは周りの骨がかなりとけている状態で、そのころにそれを治そうとして手術が必要な状態の場合もあります。
なので、早い段階で虫歯や歯周病に気づき、初期段階で治すことがとても大事なのです。
また、一定の期間ごとに検査して再発していないかを確認する必要があります。
悪くなってからでは遅いのです。
ではどのようなことをするのでしょうか。
1 歯に異常がないかの検査
全体を確認して虫歯がないかを確認します。レントゲンにて確認することもあります。また、噛み合わせや被せ物が壊れていないかも同時に確認します。
2 歯ぐきの検査
歯ぐきの検査は歯ぐきの周りの溝を器具を用いて検査します。同時にどこに汚れがついていたかも確認します。
3 粘膜の検査
舌や軟膜に異常がないかを確認します。これもとても大事です。口の中には口内炎など様々な病気ができる場合があります。口腔がんなどは定期的に確認し初期の段階で対策するのがベストです。
4 顎や咬み合わせの確認
顎関節症がある方は症状がでていないか確認し場合によってはマウスピースを調節することもあります。お使いのマウスピースをお持ちください。
5 入れ歯の確認
入れ歯をお使いの方は入れ歯に問題がないかを確認し調節することもあります。
また、入れ歯に汚れがついていたら洗浄し綺麗にします。入れ歯もお持ちください。
6 口腔機能の検査
虫歯や歯周病も怖いですが、お口の周りの筋肉の低下も要注意です。口腔機能低下症といいますが、それによりむせやすくなり誤嚥性肺炎につながるリスクが高まります。
当院では専用の機器を用いて定期的に確認し、それを防ぐトレーニングを指導しています。
定期健診の時期は人によって異なります。歯ぐきの状態がいい場合は半年ごとのことが多いですが、多くは3か月の方が多いです。
当院ではハガキにて時期がきたら届くようにしています。届きましたらお電話にて予約をお願いします。
また当院のアプリがあるので、そちらをインストールされた方はそちらに時期がきたらお知らせが届くようになっているので、アプリ上から予約が取れます。
大事な歯を長く使っていくために早期発見していきましょう!
痛みのない快適な治療とおもてなしの時間を目指しています。虫歯や歯周病にならないような予防に力を入れています。また、お口の衰えから全身の不調につながらないように口腔機能の管理や訓練も日々行っております。
各種保険診療の他にもセレック、セラミック、ホワイトニング、歯周組織再生療法等もおこなっております。
詳しくはお問合せページもしくは電話にてお問合せ下さい。
025-222-6480
新潟市中央区上大川前通り6番町1195-1
アサオ歯科医院